次の日、ずっと大翔さんのことが 頭から離れずにいた。 なんでだろう。 こんな気持ちになったの初めて。 「やーよいっ!」 『…う?あっ!どうしたの?美紅!』 「いやー、あんた今日ずっと考え事してんじゃん!どうしたの?」 『いや…』 「まぁ、弥生は聞いても聞いても話さないタイプってのを知ったから 話したくなったら話して?ね? 一人で考えてると鬱になっちゃうよ! てか、今日から担任の先生育休らしく 新しい先生くるらしいよ?」