幼なじみじゃイヤなんだ。 Before


「え……」




びっくりした声を出し、なぜか流瑠の顔が赤く染まっていく。





「…そっか、流瑠もそんなに好きだったんだ…。そこまで好きとは知らなかった」





顔を真っ赤にするほど好きだったとは…





「…うん、好きだよ。ずっと前からな…」





流瑠はそう言って、さっきよりもっと赤くなる。