俺様VSお嬢様


……?

なんだ、これ…?

俺の右手に当たる、柔らかいもの。

こんなの寝る前あったか…?

正体を探るべく手探りでまだ意識もはっきりしない頭で考える。

柔らかくて、温かい…

すると中指がその中心に1箇所、何か硬く尖ったものを掠めた。


「んぁっ」


…?

その瞬間、聞こえた声。


「ぁ…んんっ…ゃあ…」


再び中指を動かし、その箇所を掠めると聞こえる声。

……は?

どこか遠のいていた意識が一瞬で戻り、視界がその正体を明確に映した。

同時に頭からサァッと血の気が引く。


「ごめっ…」


身体を仰け反らせ、離れようとしたが…


「ん…テディ、離れちゃだめぇ…」


寝惚けた凛李愛がそれを許さなかった。

頭を両手で包み込まれたかと思うと…


「…っ!?」


先ほどまで正体を探るべく、散々触っていたものが目の前に迫り、次の瞬間には顔面にそれを押し付けられていた。


「ちょっ…おい!」


そしてわかったことがまた1つ。

そういえばこいつ、寝る時はノーブラ派って言ってたな…