俺様VSお嬢様

[莉央side]

「俺ももう寝るけど、お前どうする?」

「あ、あたしも…あっ!ちょっと待ってて!」


何を思い出したのか凛李愛は寝室から出ていった。

そしてすぐに戻ってきた。

大きなクマのぬいぐるみを抱えて…


「あたしテディがいないと上手く眠れないの」

「あっそ」


あんなに気の強い凛李愛でもこんなに子供っぽい一面があるのか…


俺はカナの隣の布団に入り、凛李愛は電気を消してから俺と沢村の間の布団に入った。


「…おやすみ」

「…あぁ」


凛李愛はぬいぐるみを抱き、沢村の方を向いていた。



数分ほどで聞こえてきた小さな寝息。

それをしばらく聞いていたらだんだんと意識が遠のいていた。