* 「琥珀ーっ」 休憩時間、あたしは前までいつも 一人で机に座っているだけだったのに、 山崎くんがあたしの所に来るようになった。 「お弁当、一緒に食べよ?」 そう言ってニカッと笑った山崎くんはあたしの前に座った。 「あのさぁ、あんまり先生の事見ないでよ?すげぇ妬くんだけど」 「……ごめんなさい」 貴方はあたしの事を縛ってばかり。 ねぇ、あたしの何処を好きになってくれたの? 本当にあたしの事が好きなの?