それから数分こいで学校に到着。 今日は風が気持ちよかった。 「っっあー・・・疲れた」 最後のほうで時間がピンチだから猛スピードをあげたせいで翔平はクタクタになっていた。 「お疲れ様 ほら教室行くよー」 私は前のかごから自分と翔平のかばんを肩にかけて歩き出す。 「・・・わわっ・・・」 すると後ろからぐいっと引っ張られた。 その衝撃で私は後ろによろめいた。