「・・・・ねぇ」 「・・・・・」 「ねぇってば!」 「なんだよ、うるさい」 「その・・・本当に行くの?」 「は?もうジャンケンで決まったことだろ。さっさと終わらせねぇと」 「わわっ・・・置いて行かないでっ!」 真っ黒なカーテンの中に入っていくその人の背中を追って入った場所はまたもや真っ黒だった。