「翔平、私少し疲れちゃった…休憩しない?」 こーゆー時には幼なじみの力が使える。 「ん…あ、ごめん。そうだな、少しだけな」 少し、っていうのは浩史くんに連絡してないからなんだと思う。 私が近くにあった木の株に座ると翔平は小さくため息をついてその隣の大きな木にもたれかかって左足を手で押さえた。 …やっぱり。 小さい頃から何故かよく捻挫とかをする翔平だから私はカバンの中にサポーターとかを常備してるんだけど…