翔平の後ろをついて行くとTシャツの柄が目に入った。 たくさんのお菓子がプリントされたTシャツ。 その中に一つ、お菓子の家があった。 「翔平…」 「んー?」 「私って…いい子だよね」 「それは…新手のボケ?」 「ち、違うよ!」 私が否定をすると翔平は声をあげて笑った。 …この昔の感じ、安心する。