1週間毎日毎日、龍也はおみまいにきてくれた。 「これ、プレゼント‼」 そういい、なぜか照れている龍也。 「…何が入ってるの?」 「開けてみろ」 あたしは、なかなか動かない体を必死に動かし箱を開けた。 中には、指輪が入っていた。 「あたし、もらえない…」 「いいから!もらって?」 そういい、龍也はあたしの左の薬指に指輪をつけてくれた。