「真優ー!飯くおー?」 そう言う、龍也。 「いいよ?」 そういい、最後の幸せな時間を過ごし始めた。 「ねぇ、手つなご?」 そうあたしが甘えると少し不思議な顔をしたが繋いでくれた。 「あったかいねー」 「そうだな」 ほんと、あったかい。 おっきくて、優しく包んでくれる…。