しばらく二人で海を眺めた。 もう、太陽ではなく夕日に変わっていた。 夕日の色が海にも反射してオレンジ色になっていた。 「帰ろっか?」 「はい♪」 勇二さんと二人で見た夕日は、一人で見るよりキレイだった。 次ここに来るときは勇二さんと二人がいいかな。 別荘に戻る道での私はきっと、幸せすぎて変な顔してたかも。 千絵と凛に色々聞かれそうだけど。 幸せを感じて三日目が終わった。 .