でも、勇二さんは『健さんを忘れなくてもいいから付き合って』って言われてたっけ・・・。


えっ・・・今すごく恥ずかしい感じ?


えっ!勇二さんと付き合ってる意識全然なかったけど。


勇二さんいつもみたいに普通だし・・・。


「美柚ちゃん忘れてたでしょ〜」

「うっ、だって・・・ごめんなさい」

「いいよ♪付き合ってる雰囲気なかったもんね♪・・・美柚ちゃん俺でいいの?」

「勇二さんがいいんです!・・・勇二さんじゃなきゃダメな気がするんです。」

「ありがとう・・・美柚ちゃん・・・」


勇二さんの大きな手で私を包んでくれた。