懐かしい。 あの頃に戻ったみたい。 「ぶふっ、ふふふふ」 私はその場にしゃがみこむ。 やっぱり、笑いは堪えられません。 「え?え?」 修太郎くんは何が何だか分かってない様子。 でもチラッとミルクティーを見ると、ハッとした顔をする。 「………瑠衣?」 「あはっ、ははは…っ。……気付くの遅いよ」 涙が出てきた。 涙も堪えられません。