修太郎くんは頭を抑えながら起き上がる。 あのときは、メガネと帽子をしてたけど、今は違う。 ………カッコいい。 胸が弾む。 頭をかきながら、私を見る。 目が合うと、修太郎くんはニッコリ笑う。 「久しぶり」 全身に鳥肌がたつような感覚に襲われる。 顔、赤かったらどうしよう…。 私は下を向いた。