「ちょっと、何を……!?」 『これからは全身全霊をかけて桜様をお守りすると誓います ですからどうか、 どうか桜様のお側にいさせて ください……!』 うぅ、 そんな目で見ないでよ…… 「ママー、おっきいお兄ちゃんが地面に座ってるよー」 「……!?」 声のした方を見ると たまたま公園を通りかかった 親子が私達を見ていた このままでは面倒なことになる 私はため息を一つついて 彼と視線を合わせた