ようやく 保健室のドアが見えた ちなみに 私達の教室は保健室とは別校舎の4階 だからこんなに遠いんだな 「陽っ 見えたよっ」 私より背の低い彼女は 今 目的地を見つけたらしい 「っふう 着いたぁー」 そして廊下で上靴をぬぐ ここの保健室は靴厳禁 なんだ 「失礼しまーす♪」 ドアを開けた途端 私達を包む冷気 廊下とひんやりとしたこの空気の差に 驚いた体が1度震えた