キズナ




「つらいから泣いてるんだろ?」




口を開いたのは千里君。




「つらいよ。悲しいよ。こんな人生嫌!」





保健室中に響く声。




周りを見ると先生はいなくて、



いるのは私達4人だった。




「・・・誰がここまで運んできたの?」





「あの2人。」