「みずし―――」 「おい、マネージャー来てるか?」 答えも出ないまま声を絞りだした瞬間、 「…五十嵐先生」 体育教官室のドアが開いた。 「ん、今日は水嶋が先か…って何泣いてんだ!?」 焦ったような声が聞こえたのと同時に、 オレは立ち尽くす水嶋に近づいて腕を掴んだ。