…マジで?
杏里の涙をもう1度拭きながら大喜び。
杏里は不思議そうに俺の笑顔を見てる。
「琉…笑ってた方がカッコいいね」
そんなことを目の前で言う杏里。
…何を言い出すんだろうか。
照れた俺は杏里と目を合わせれず、違う方向を見ながら電話を続けた。
「俺ちょっと遅れるからおじさんにまた遊びに来てって言っといて」
『えぇ~!! 琉くっ』
途中でケータイを切って、床に投げる。
ぽけーっとしてる杏里の顔に俺の顔を近づける。
近くで見るほど可愛い。
肌は白くて荒れなんか何もない。
くりっとした大きな目は俺の目と重なってる。

