「おはよう、ムッキ!」

「―――相変わらず、朝からテンション高けーな」


ムッキも相変わらず、朝の電話はテンション低いね!


「昨日は、ムッキ居るのに寝ちゃってごめんね?
マキちゃんたちとのお出かけの事は、ムッキ気にしなくていいから」

「んー分かった。じゃー」

「ムッキ!待って!!!!」


あ、大声出しちゃったよ・・・。


「何だ?うるせー」

「ごめん・・・。昨日、毛布掛けてくれたのムッキだよね?ありがとう」

「―――俺の他に誰が居んだよ。それより、大丈夫なのか?」

「えっ、何が?」

「―――カゼとか」


ム、ムッキ?


「心配して・・くれてたの?」

「―――別に」