雨上がりの坂道で喧嘩して


夕暮れの街を独り歩いた


『もう二度と帰らない』って


沢山呟いて  泣いた



それなのに…



ふてくされた顔の貴方が



あの坂道で待っていた



言葉はなかったけれど



なんだか ちょっと嬉しくなって



私も言葉はないままで



力いっぱい



手をつないでやった…