□ □ □ 「夏ぅ、あんたテレビばっか見て。たまには手伝いしてくれんのかね」 夕食を食べ終えた僕は、早速祖母に指摘を食らう。 「分かったよ。何か手伝う事は無い?」 「おお、おお、助かる。それじゃあ洗い物を頼んだよ」 祖母は満面の笑みで台所から離れると、そのまま椅子に座って肩を揉む。 やられた感がする。 仕方なくそこから立ち上がって、台所に立つ。 あぁ、夏休みも残り二、三週間かぁ。 憂鬱な学校が始まるんだ。 僕は、今から気分が落ちてきた。