・・・

今日は少し疲れたのか、

夢斗に抱かれ、

すぐに眠りについた。

・・・

でも、

この間と同じ時間、

私は目を覚ましてしまった。

・・・

もしかしたら、

また外に、北斗君がいる。

私は足早に、

外に出ていった。

・・・

「待ってましたよ」

そう言って微笑んだ北斗君。

「北斗君」

「なんですか?」

「貴方に言いたいことがあるの」

真剣な眼差しで、

北斗君を見つめた。

・・・

「何でも聞きます」

「じゃあ・・・

私の事は諦めて」