・・・

食事中。

私は何度となく、

北斗君の視線を感じた。

でも、

気づいてないふりをした。

・・・

夢斗に、

心配をかけてはいけないと思ったから。

・・・

いくら心は14歳でも、

やっぱり子供ですもの。

・・・

もう一度、

私の前に現れたなら、

ちゃんと話せば、

きっとわかってくれるはず・・・

・・・

食事が終わり、

北斗君は、夢乃と遊んでいた。

・・・

そこへ両親が迎えに来て、

帰っていった。