「おはよう・・・夢帆」

「おはよ、どうしたの?」


未来は心配そうな顔で私を見つめた。

「彼氏亡くなったのに、仕事してて、

大丈夫?」


私はニッコリ微笑んだ。


「大丈夫だよ。心配かけてゴメンね?」


未来がため息をついた。


「なんかあったら、いつでもいいなよ?

何でも聞くから」

そう言って、私の肩をポンと叩いた。


「ありがとう」