どうやったら、

夢帆を守れるのか・・・

そんな事ばかり考えていた。

・・・

「王様」


「・・・」


「王様!!」

「あ。すまない・・・」

・・・

大事な用の最中だった。

・・・

夢帆が、

自分の手中から、

いなくなると思うだけで、

自分じゃなくなる・・・

・・・

そんなにまでして、

夢帆の事を愛してる・・・

・・・

北斗・・・

オレから夢帆を奪わないでくれ・・・