「いやちょっと、

人に聞いて・・・」


「そうなんですか・・・

惑わす魔法なので、

夢帆も、くれぐれも気を付けて

くださいね」


「うん」

・・・

私を抱きしめた夢斗は、

間もなくして、

眠りについた。

・・・

あの人は、

やっぱり北斗君。

・・・

そう思うと、

やっぱり眠れなくて、

一睡もすることなく、

夜が明けてしまった・・・