そして、迎えた結婚式。


・・・


たくさんの魔法使いの住人が見守る中、

式祭祀の元へと足を進めた。



・・・・


「パパ、ママ・・・・」



死んだはずの、私の両親。



「おじいちゃん、おばあちゃん・・」


そして、祖父母まで・・・


「今日この日だけ、

許しを得てきました」

夢斗が微笑んだ。


私は、ママの胸に飛び込んだ。

ママは優しき私の背中をさすった。