「私、聖夜に

許してもらうためにここに来たの」




「何をですか?」




夢斗が私を見つめた。



「花嫁になろうと思って」




「・・・」




夢斗の足が止まった。



私は、夢斗の顔をまともに見ることは、

できなかった・・・




「私ね…」