私は今までの生活に戻っていた。


・・・


聖夜の事を忘れられない私を、

夢斗は気遣って、


私とは、つかず離れずの距離で、

見守っていてくれた。



そんなある日。



私たちは、

聖夜がいなくなった場所に来ていた。


・・・

私は、聖夜を想った。


…もう、5年たったんだね。