「薬の効果が消えたようですね」


・・・・

それでも、

一時でも、聖夜を愛した心が、

消えることはなかった・・・




「私は、聖夜を愛していた」



「そうですね・・・

あなたの気持ちにウソはなかった」



だから、

流れる涙が止まらない。



夢斗、


少しだけ、


あなたの胸を貸してね・・・