突然現れたのは、

聖夜だった…


今、この空間は時間が止まっているはず。


・・・なぜ?



「白の魔法より、

黒の魔法の方が強い・・・

そうですよね?夢斗」


「・・・」



聖夜の言葉に、

何も言い返せない夢斗・・・


「私の夢帆を相手してくださって

ありがとうございました・・・

連れて帰ります」


私を抱き寄せた聖夜は、

そのまま、私を連れて、姿を消した。