「・・やめ・・・て」

「強情な人だ。

薬に抵抗すればするほど、

あなたの心は傷つくだけだ。

薬に身を任せればいいものを」



・・・

そんなのイヤ。

私は、夢斗のモノ。


聖夜のモノになんかならない・・・


心はそう思っても、

体も、

私の言葉も、

全く違う反応をした。



「聖夜…愛してる・・・」



「そう、そのまま、

心を楽にして」


・・・夢斗、私をここから、

助けて…