「僕がこの世界を壊すために最後に必要なのはね....」


レンは楽しそうに笑い私に触れる。


「アリスの資格だよ?」


「アリスの資格?」


意味がわからなくて首をかしげる私。

そんな私を楽しそうに見続けながらレンは答える。


「この世界は魔女が造った世界なんだ。残念だけどこの世界を魔法で壊そうと思っても僕は魔女の魔法には勝てないから壊せない。でもね、魔女は自分に匹敵する存在を造った。」


そこでレンは間をあける。

そして続けて、


「アリスを、ね?だからアリスはこの世界で特別なんだ。」


特別だから聖剣を手にすることが出来る。

世界を変えられる。


どこかで理解する自分がいた。


私はアリスとしての記憶が蘇りつつあるんだ。