「ここは.....?」


赤テイストの可愛い部屋。

その部屋の大きなベッドに私は眠っていた。


ちょっちょっと待って?

私森にいたよね?

ここ家だし。


どうして自分がここにいるのか私は考える。


私の最後の記憶。

それはにっこり微笑むレンの姿。


それから....


「ダメだ。」


思い出せない。

何も思い出せない。


ガチャッ


扉が開く音が聞こえる。


「誰?」


そこにいたのは美女。