「僕とレンはアリスを守ることを任せれている。だからこの世界のどこに居てもアリスを感じるし、そもそもアリスを間違えるなんてあり得ない。」


「......。」


はい。

私はアリスみたいです。


「とりあえず君はアリスだ。そして何かがおかしい。」


そう言って私を見つめるセイヤさん。


「探れってことですか。」


トオルさんの真剣な声。