海に放り出されたはいいものの

泳がなくてしかも「たのん」を聴く主人公。

初回では泳いで生まれてたのに、第6話では…

たのんってなんですかね。

カノンのオマージュか何かでしょうか。

飢えて枯死して、しかも嫌というほど変わってしまう。

寄生虫か何かにやられたような感じの主人公ですが

ゾンビにでもなったのでしょうか

何かしら喧嘩することにして

生き延びていたようです。

なんと攻撃的なんでしょう。

いくら「ただし」説を持っていても

暴力はいけませんよね。

挙句の果てにはサメまで虐げちまって…

そんな主人公は

ハリ(=鍼灸)をしてもらうのが

一番好きなようで

心安らかで、時間を過ごしてしまうことができない、

すなわち時が止まったように思えるらしいです。

なんかこの辺妙に人間臭いですよね。

まあ鍼灸をやったところで

依然としてタイヤキのままの主人公。

最後は結局

唾を押し合うただおじに

食べられてしまう。


母胎という海の中で泳ぎながら生まれ

喧嘩にあけくれる青春期

鍼灸でリラックスする中年期に入り

最後は資本主義の波に飲み込まれ

食らわれていってしまう…

なんか人生の縮図を見ているかのような

壮絶な歌でございました。




原曲:子門真人「およげ!たいやきくん」