いかがでしたでしょうか。

雪の多い焼結物。

なんか隕石でも落ちてきたのかというような

タイトルでしたね。

「手を縛ってください」

「それ(手を縛る道具)が近くにあるならば」

「私は泣く(泣いて喜ぶ)ことができます」

そんなSM好きで真性のMである「私」は

今年最初の雪の多い焼結物を

あなたと体をすり寄せながら

手を縛られたまま見るわけです。

でも

あなたがいたところで

それは大体

「どうですか(だからなんなの?)」という

感覚になる私。

どうやら私にとっては

あなたよりも手を縛る道具の方が重要なようです。

まあでも

あなたの存在は

生き残ることができる感覚になれるみたいです。

よかったね、あなた。

そんな私も

街を染めることができるほどの能力の持ち主

あなたとすり寄って雪の多い焼結物を見ながら

メモリを引っ張りつつ

全ての時間とあなたを静めて

街を染める日を虎視眈々と狙っている


そんなMな私の物語でした。






原曲:中島美嘉「雪の華」