そして優しい~番外編~


そうだ、そうだよ。

話が何故かお花に変わっていたから、忘れていた。



私は覚悟を決め、深呼吸をしてから、『はい』と言おうとした。

でも。



「……やっぱり、1ケ月後にしよう、うん」

「えっ! そんな……いいですよ、今で。私、今なら覚悟は出来てますから」



ん?



私の言葉に、何故か先輩は苦笑いをした。