だから、笑わないで。



小さかったからふたりで手を繋いで。
首から財布さげて…
俺は照れてるかおを隠したくてお面を買ったんだ。
あまりにも憂が可愛かったから。



そしたら憂がなにかやりたいって言ったんだ。



でも…なんだったっけ…






「とりあえず、これ買ってくるね!」

「あ、うん」





憂は嬉しそうに小走りでレジへ行き、その場でストラップを携帯につけた。
よほど嬉しいのか携帯をふってストラップをジャラジャラと音をたたせている。




「えへへー」

「あ、なんか飲む?どっか入ろっか」

「あっ、うん!どこにする?ここでいい?」

「うん」





俺たちは洒落たカフェへ入った。
俺はこコーヒー、憂はカプチーノを頼んだ。




「憂、ここケーキ美味しそうだよ?ケーキ好きじゃん、食べないの?」

「え…だって…」

「?」

「一人で恥ずかしい…」




それを聞いた俺は思わず微笑む。




「なら俺も頼むよ!憂何がいいの?」

「……チョコレート…」





俺はウエイトレスを呼ぶとチョコレートケーキとモンブランをひとずつ注文した。