「ところでさ、S組?の担任は?」 ボクがそう言うと、真人は忘れてたらしく、なにやら放送を始めた。 ヒンポンパンポン 「え~と、恭平先生、10秒で理事長室に来てくださ~い。 あ、来なかったら後でお仕置きね★ 10・9・8・7・6・5・4・3・2」 真人が「1」と言おうとしたら、急に廊下からドタバタと走るおとが聞こえてきた。 と、同時に バン!!!! 乱暴にドアが開けられた