お風呂を出て部屋に戻ると、遊馬さんは布団に寝転んで本を読んでいた。
「遊馬さんはお風呂入らないの?」
タオルで髪の毛を拭きながら聞くあたしに気がついた遊馬さんは本を閉じ、
「あぁ、帆香が寝たら入ってくる」
そう言うとこちらを見て、掛け布団を持ちあげた。
・・・入ってこいってことよね・・・?
「えっと、失礼します・・・」
そう呟いて遊馬さんの横にちょこんと寝転ぶ。
「帆香は髪の毛サラサラだな」
「へ!」
あたしの髪の毛を指でいじくる。
「同じ石鹸を使っている筈なのにいい香りがする。
どうしてだろうな」
「わっ!わからないですっ!遊馬さんどうし・・・」
遊馬さんがあたしの耳朶にまた優しくキスをする。
「・・・っ!」
「・・・敬語は使うな」
ビクっと体が強ばる。
遊馬さんは、もう一度耳朶にキスをする。
「帆香・・・会ったばかりだが・・・俺はお前を好きになってしまったかも知れない」
そう、あたしの耳元で囁いた。
「遊馬さんはお風呂入らないの?」
タオルで髪の毛を拭きながら聞くあたしに気がついた遊馬さんは本を閉じ、
「あぁ、帆香が寝たら入ってくる」
そう言うとこちらを見て、掛け布団を持ちあげた。
・・・入ってこいってことよね・・・?
「えっと、失礼します・・・」
そう呟いて遊馬さんの横にちょこんと寝転ぶ。
「帆香は髪の毛サラサラだな」
「へ!」
あたしの髪の毛を指でいじくる。
「同じ石鹸を使っている筈なのにいい香りがする。
どうしてだろうな」
「わっ!わからないですっ!遊馬さんどうし・・・」
遊馬さんがあたしの耳朶にまた優しくキスをする。
「・・・っ!」
「・・・敬語は使うな」
ビクっと体が強ばる。
遊馬さんは、もう一度耳朶にキスをする。
「帆香・・・会ったばかりだが・・・俺はお前を好きになってしまったかも知れない」
そう、あたしの耳元で囁いた。

