・・・ 無言で手当てをしてくれる遊馬さん。 どこを見ていたらいいのかわからなくなってしまう。 「どうした?」 そわそわしているあたしに気が付いた遊馬さんはあたしを見上げてそう言った。 「え!?あ、なんでもないです!」 「・・・まさかこの俺が女の手当てをするとはな」 「・・・あの、遊馬さんは・・・偉い人なんですか?」