梶山書店物語〈壱〉

千尋くんの挨拶も終わって雑談が始まっている。

千尋くんは、いろんな人が囲んで忙しいそうだ。

店長も苦笑い浮かべて頑張っている。
奥村くんが保護者のようにいるから大丈夫だろうし。

「モナカ!これ美味い」

何故か今、クリスさんに骨のついた肉を口ではなく頬に押し付けられている。

「………………」

同じように骨のついた肉を頬に押し付けてやった。

「食べ物で遊んじゃいけないんデスよー」

クリスさんに言われたくないよ。