大好きな君へ




いつも通り、デパートに着くとフードコートへ向かう



バスの時間まで適当に時間を潰すために毎日来ているうちに、彼と同じ高校の制服を着た人には何度も会った



かなりチャラくて、あたしの高校の制服のスカートは太ももが見えたらだめだという規則とは真逆だった



今日も楽しそうに騒ぐ彼らを見て、少しの恐怖感を抱く


なんとなく感じる恐怖



よくはわからないけれど、彼らの横を通り過ぎる時には必ず俯きながら通る





今日もいつも通りだった