「冷たっ」 プールに足を入れる。 冷たいけど、夏には最高。 休憩時間。 「なんかお腹空いたよね。あたしなんか買ってくる」 玲香は売店の方に行ってしまった。 「愛美ちゃん、高杉くんとは連絡とってるの?」 「うん。手紙でね」 1ヶ月に1回ぐらい、正也から手紙がくる。 「ホントは、高杉くんに捨てられたんじゃないの?」 「は!?」 何言ってんの!? 意味わかんない。