「それもそうだね」 急に笑顔になった玲香。 ていうか、笠寺さんって同い年だったんだ。 大人っぽいから年上だと思ってたよ。 「優也と同じ大学って、あたし幸せ」 「それは良かった」 「ていうか、高杉さん明日アメリカ行っちゃうんでしょ?」 「うん」 「寂しいね。見送りに行くんでしょ?」 「もちろん」