泉が出て行った後、俺は暫く玄関で立ち往生していた。
きっと、泉は連絡出来ないだろう。
自分も復讐の片棒を掴んだと思っているから。
俺が全部悪いのに、泉は憎むことをしなかった。
伊織…。
お前が泉に惹かれた理由なんとなく分かったよ。
伊織には泉しかいないよ。
ごめんなんて謝る気更々ない。
悪いことしたのかもしれないけど、後悔なんかしていない。
泉をもっと、ぐちゃぐちゃにしようと思えば出来たのにしなかったのは。
俺にもまだ良心が残っていたのかな。
あんなに引き裂こうとしたのに。
今は二人がくっついたらいいって思ってる。
泉って不思議な奴。
本当に、不思議。
指切りをした小指を見つめて、微笑むと俺は玄関から部屋へと戻って行った。
きっと、泉は連絡出来ないだろう。
自分も復讐の片棒を掴んだと思っているから。
俺が全部悪いのに、泉は憎むことをしなかった。
伊織…。
お前が泉に惹かれた理由なんとなく分かったよ。
伊織には泉しかいないよ。
ごめんなんて謝る気更々ない。
悪いことしたのかもしれないけど、後悔なんかしていない。
泉をもっと、ぐちゃぐちゃにしようと思えば出来たのにしなかったのは。
俺にもまだ良心が残っていたのかな。
あんなに引き裂こうとしたのに。
今は二人がくっついたらいいって思ってる。
泉って不思議な奴。
本当に、不思議。
指切りをした小指を見つめて、微笑むと俺は玄関から部屋へと戻って行った。