何とか泣き止んだ私を、

海人は家まで送ってくれた。


「すみません・・・

ありがとうございました」


「いや、オレのせいでもあるし、

礼なんてイイよ。それより、

なんかあったら、絶対電話しろよ?

・・・・何もなくても、

毎日オレにメールすること」




「・・・え?」




「わかった?」


優しい笑顔で言うから、

私はつい、頷いてしまった。